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活動レポート

2022年10月10日

港南区遺族会が「横浜歴史文化巡りの会」を発足

港南区遺族会は日頃、戦没者の慰霊、遺徳顕彰と会員相互の親睦融和を図る目的で、コロナ渦中ですが積極的に活動しております。しかし戦没者の妻も2名になり、遺族会員の平均年齢も高齢化をしてきました。そうした中で北見政雄会長から「ウイズコロナの時代を工夫して健康のためにも路線バス・地下鉄を利用しウオーキングも入れて外へ出る横浜再発見をする会の案が出され、今年6月に早速「横浜歴史文化巡りの会」を発足しました。横浜市内で名前は聞いたことはあるが行ったことがない、横浜にこのような所があったとは知らなかったと思われる場所等、 北見会長にぜひ行ってみてほしい所を選んでいただき年3回実施する予定です。第1回目は、今年の6月11日に関東のお伊勢様「伊勢山皇太神宮参拝」と横浜の真葛焼「真葛ミュージアム見学」に16名が参加しました。

第2回「横浜歴史文化巡りの会」に13名参加

横浜市八聖殿郷土資料館と横浜市電保存館

第1回目初夏に実施して喜ばれた港南区遺族会「横浜歴史文化巡りの会」の第2回目を秋の気配を感じる9月28日(水)に13名の参加で実施しました、今回の行程は以前から会長のお薦めの本牧の丘にある「横浜市八聖殿郷土資料館」とその路線バスのコースにある「横浜市電保存館」を見学してきました。横浜市八聖殿郷土資料館は中区本牧元町にあり、市民に郷土の歴史を伝える資料館として昭和48年(1973年)に開館しました。幕末から明治にかけての本牧、根岸の写真、農具・漁具の展示、孔子・聖徳太子など8人の聖人像が安置されていました。本牧は大空襲、接収等で大変苦労されたことなど館長の詳しい座学・ガイドで学ぶことができ、緑豊かで本牧臨海公園に建ち館内は歴史と文化の薫りでいっぱいでした。。 

横浜市電保存館は滝頭近くにあり市営バス「横浜市電保存館前」で下車すると目の前にあります、横浜市電は、明治37年(1904)年から昭和47年(1972)年まで約70年間にわたって「ちんちん電車」の愛称で親しまれ、横浜市民の足として活躍しました。館内には、7両の市電車両、停留所標識・敷石を当時の姿で保存、市電が走っていた時代の「時間」と「空気」を感じていただけるように再現されていました。歴史展示コーナーでは「横浜の発展と交通」をテーマとして、戦後の復興、市電の最盛期を経て廃止に至る経過などわかりやすく解説しています。伺ったのは水曜日で平日でしたが夏休みや日曜日・祝日は家族ずれで満員になり団体見学は断っているとのことでした。また今回の会で新しい歴史・文化を学び、触れることできて昭和の懐かしさが蘇ってきた貴重な半日の旅でした。ランチは本牧バス停近くの大正元年創業の和食処『江戸清」で親睦をはかりました。さあ、次の予定は3月。花の奇麗に咲いている名所を訪れるのが楽しみです。


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