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イベント情報

2024年04月14日

2024年8月10日(土)開催読書会のご案内 課題本「君主論  新版」                                       マキアヴェリ 著 中公文庫  ❤❤❤ 参加者募集中 参加大歓迎 傍聴参加も可❤❤❤

2024年8月

2024年8月10日(土) 開催 名著セミナー主催読書会案内  

課題本

君主論  新版

項 目

内 容

読書会実施日

2024年8月10日(土)

時   間

13:00~15:30

開催場所

対面とオンライン(ZOOM)の同時(ハイブリット)開催読書会

      対面読書会場:横浜市立中央図書館 5階第二会議室

   オンライン(ZOOM)でも、参加できます。

課 題 本 

君主論  新版

著 者

マキアヴェリ

出版社

中公文庫

価格(税込み)

880 円

モデレーター

から参加者への

メッセージ

昨年9月の本読書会で「戦略的思考とは何か」を読み、国際政治学における現実主義の理論を知り、その原点が「君主論」にあるとわかりました。昨今の情勢を考えると、きっちりと読んで置くべき古典図書と考えて取り上げた次第です。

マキアヴェリは、1500年ごろ10余年にわたり、フィレンツェ共和国・反メディチ政権の外交・軍事の実務方トップ官僚(ただし、いわゆるノンキャリ)として活躍していたのですが、メディチ家復権により失職し投獄され、逼塞していました。このままではだめだと、再起を期すべく仕官(再就職)活動の一環としてこの「君主論」を書きあげメディチ家当主に献上したものです。なので非公開を前提として「本音」オンパレードになっており、最終章はメディチ家に対するゴマすりが目立ちます。日本では応仁の乱、戦国時代初期のころのことです。

(注)今回、「君主論 新版」池田廉訳 中公文庫 を使います。

数多くの翻訳本がありますが、本書が2018年に出版されて一番新しく読みやすいこと、巻末索引が便利なこと、翻訳者はイタリア文学の権威で、本書を理解する上で大切な当時のイタリアの軍事政治情勢が「訳者解説」欄にコンパクトに書かれていたことから選んだものです。

討議テーマ

以下の設問1~3について討議します

設問1

第1章から第11章にかけて、君主国の種類や性格を分類しそれらの国を征服・維持するときに留意すべき点をケースごとに説明しています。第3章では征服された国をどう統治するかについて「えげつない」方策等も含めて記述されています。マキアヴェリは、政治を宗教と倫理から独立させた政治学の祖とされているのですが、この第3章の論述を踏まえて政治と倫理の関係を、ご自身で、改めてお考えいただいたうえでご感想をお願いします。

設問2

第15章以降は、君主は盟友や臣下に対してどのような態度をとり、どのように治めるべきか検討しています。その検討の根拠にあるマキアヴェリの人間観をどのように感じられたか、事例(あるいは語録)を挙げて感想をお願いします。またその人間観が現代にも通用するかもお願いします。

設問3

マキアヴェリはチェーザレ・ボルジア(通称ヴァレンティーノ公、主に第7章に登場)に君主の理想像を見出しました。そこで時代を超えて彼が惹かれると思われる政治家(君主)をあげてその理由を記述してください。例)戦国時代の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、先の大戦のスターリン、ヒトラー、チャーチル、毛沢東、近いところでプーチン、習近平、トランプ、金正恩 あるいはご自分で選定した人物

設問回答期限

2024年8月7日

設問回答送付先

e-mail:    rliu29816@gmail.com

設問回答要領

回答のみをA4用紙の1枚にまとめて下さい。

参加費

一般:300円  学生:200円

(初回&2回目参加まで無料特別優待実施中)

問合せ

申込先

どうぞ、ご気軽にお問合せ下さい。

窓口:喜藤 E-mail :kitou.akita1@gmail.com


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