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イベント情報

2024年04月14日

2024年7月13日(土)開催読書会のご案内 課題本  「 利他」 とは何か                                      伊藤亜紗 編 集英社新書                        ❤❤❤参加者募集中 参加大歓迎 傍聴参加も可❤❤❤

2024年 7月

2024年7月13日(土) 開催 名著セミナー主催読書会案内  
課題本 「利他」とは何か
項 目 内 容
読書会実施日 2024年7月13日(土)
時   間 13:00~15:30
開催場所 対面とオンライン(ZOOM)の同時(ハイブリット)開催読書会
      対面読書会場は横浜市立中央図書館5階第二会議室
   オンライン(ZOOM)でも、参加できます。
課 題 本  「利他」とは何か
著 者 伊藤亜紗 編
出版社 集英社新書
価格(税込み) 924 円
モデレーター
から参加者への
メッセージ

若い人ほど利他的という説があります。コロナ対策として国内の住民に一律給付された10万円の特別定額給付金の使いみち調査で、一部を寄付にあてたいと答えた人(実際に寄付した、ではないが)の割合は20代が37%と最も高かったそうです。給付金と関係なくコロナ関連で寄付を行ったという人は2018.7%、4010%、608.1 % とやはり若い世代ほど高くなっています。(本書「はじめに―コロナと利他」)

本書は、他者のために生きるとか、他者のために何かをする行為の背後にある心模様や居心地の良さ悪さの根底にあるものについて5人の若手論者が書いた5つのエッセイです。日本人になじみの深い身近な人への利他の他に最大多数の最大幸福を考えた時の行為やお金の使い道を考える効果的利他主義もあります。一方、中島岳志によると、「贈与には、相手に負債の感覚を植え付け、支配することにつながる残酷な面」があるとのこと。利己を貫くのは後ろめたい、さりとて利他などと声高に言うのも恥ずかしい…そんな凡人としては5人の論者たちの議論に気づかされることが多いです。

不惑,知命,耳順と年齢を重ねたとしても、他人の声や視線を気にせず穏やかな気持ちでいられる境地に達するのは難しいかもしれません。虚栄心も欲もある。「利他的行為」をする自己を見つめる自己はその自分をどう見ているのか、考えると気になります。他人がどう見ているかはもっと気になることがあります。自分という複雑なものは利他とどう付き合うのか、そのヒントが本書にあると思います。

討議テーマ 以下の設問1~3について討議します
設問1

伊藤氏は共感に依拠した利他でなく、最大の効果をもたらす合理的利他主義を紹介しています。一方数値化が行き過ぎると失敗する例もあります。中島氏は与えることが支配に結びつかない利他として仏教的な慈悲と結びつけて論じています。一・二章に関連して利他の困難さをどう考えますか。

設問2

三章から五章のうち、印象に残った1章を選び、ご自分の考えと照らして自由に論じてください。

設問3

しょうか。ご自身あるいは近しい人の実際の体験を通じて利他的行為に伴う困難と思われる出来事についてお聞かせください。または利他的行為についてご自身のお考えを述べていただいても可です。

設問回答期限 2024年7月10日
設問回答送付先 e-mail:    rliu29816@gmail.com
設問回答要領 回答のみをA4用紙の1枚にまとめて下さい。
参加費

お試し参加、都度参加の場合: 参加費は無料です

正会員入会をどうぞご検討下さい:

正会員の場合: 年会費 3,000円(月換算では250円相当)、入会費300円(初年度のみ)

問合せ

申込先
どうぞ、ご気軽にお問合せ下さい。
窓口:喜藤 E-mail :kitou.akita1@gmail.com

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