2024年6月8日(土) 開催 名著セミナー主催読書会案内 |
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課題本 |
実力も運のうち 能力主義は正義か? |
項 目 |
内 容 |
読書会実施日 |
2024年6月8日(土) |
時 間 |
13:00~15:30 |
開催場所 |
対面とオンライン(ZOOM)の同時(ハイブリット)開催読書会対面読書会場は下記窓口にお問い合せ下さい。オンライン(ZOOM)でも、参加できます。 |
課 題 本 | 実力も運のうち 能力主義は正義か? |
著 者 | マイケル・サンデル |
出版社 | 早川文庫NF |
価格(税込み) | 1,320 円 |
モデレーター から参加者への メッセージ |
努力して高い能力を身につけた者が、社会的成功とその報酬を手にする。こうした「能力主義(メリトクラシー)」は一見、平等に思える。だが、本当にそうだろうか? ハーバード大学の学生の3 分の2 は、所得分布で上位5 分の1 にあたる家庭の出身だ――。「やればできる」という言葉に覆い隠される深刻な格差を明るみに出し、現代社会の「正義」と「人間の尊厳」を根本から問う。NHK 教育テレビ(現E テレ)で放送された「ハーバード白熱教室」でも知られる人気講義を手がけるマイケル・サンデル教授の新たなる主著。学歴社会、格差問題、さまざまな社会問題が山積する現代において、真に正義にかなう共同体は実現できるのか?(本田由紀:東京大学教授 本書カバーより)本書の全体的特徴として民主党の政治家、オバマ元大統領の「メリトクラシー」への肯定的姿勢について、具体的な発言を多数引用しつつ、きわめて厳しく批判していることである。すでに述べたように、ここにはトランプの勝利を招いた民意への分析が色濃く影響している。(本田由紀:東京大学教授 本書解説より)
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討議テーマ |
以下の設問1~3について討議します |
設問1 |
アメリカでは、一般的に労働者階級が担っている仕事に対する敬意の欠如がある、と著者はいう。トランプへの熱狂的支持も背景にはそれがある。国内でも静岡県知事が職業差別的な発言で辞任に追い込まれた。さらに著者は、学歴のない者は社会の上部構造に入るのが難しいと言う。一体学歴とは何なんだろうか? あなたの答えを示していただきたい。(要旨を400字以内にまとめ、それ以上は別紙とすること) |
設問2 |
アメリカの一部の大学では、合格者のうち半数は成績順で取り、残り半数をくじ引きで決めるという試みもなされている。これを日本の大学入試(特に人気上位校・有名校)に採用することは可能か、また皆さんの賛否は? (要旨を400字以内にまとめ、それ以上は別紙とすること) |
設問3 |
「能力主義」は当初、労働と信仰を通じて神の恩寵を自分に都合よく曲げられるという前向きな考え方として登場した。そこから宗教色が取り除かれると、個人の自由が晴れやかに約束され、運命を握っているのは自分自身だと。やればできる、と。(結論より) YES WE CAN…至極まっとうな主義と思いますが、これが格差社会を生み出す素とサンデルは指摘、皆さんは能力主義をどのように捉えましたか。(要旨を400字以内にまとめ、それ以上は別紙とすること) |
設問回答期限 |
2024年6月5日 |
設問回答送付先 |
e-mail: rliu29816@gmail.com |
設問回答要領 |
回答のみをA4用紙の1枚にまとめて下さい。 |
参加費 |
お試し参加、都度参加の場合: 参加費は無料です正会員入会をどうぞご検討下さい:正会員の場合: 年会費 3,000円(月換算では250円相当)、入会費300円(初年度のみ) |
問合せ&申込先 |
どうぞ、ご気軽にお問合せ下さい。窓口:喜藤 E-mail :kitou.akita1@gmail.com |
イベント情報
2024年04月14日2024年6月8日(土)開催読書会のご案内 課題本「実力も運のうち 能力主義は正義か?」 マイケル・サンデル 著 早川文庫NF ❤❤❤参加者募集中 参加大歓迎 傍聴参加も可❤❤❤
2024年6月