１１月１日（月）港南公会堂の会議室に講師の武村祐子先生をお迎えし「最近の子育て事情・親子遊びを通して行う支援」について研修会を実施しました。前回の研修から２年ぶりの研修となりました。
今回の研修のねらいは「今の子育て環境について理解を深め、支援者としての自己の目標を設定する」です。
設けられた各テーマについてグループに分かれ、活発に意見を出し合いグループワークを行いました。また、事前に集めた質問に対して武村先生にご回答をいただきました。子育てママたちは、ネット社会（情報社会）の今だからこそ情報を敢えて人の声から聞きたいと思っている。YouTubeを見ている子どもやスマートフォンに夢中になっている保護者は、手持ち無沙汰でついついスマホを見ている。ママ同士の繋がりをサポートしたり、参加型のプログラムを提案してみると良い。少人数の子どもに対応できる遊びとして、視覚や聴覚、五感を使う遊び（みんなができる遊び）を行ってみるなどのお話をうかがい最近の子育て事情についての理解が深まりました。
外出を控えて自宅で過ごすことが多かったため、保護者は子育て中の不安やイライラ、子どもはお友だちとのかかわりや外遊びが自由にできずストレスを感じてきたコロナ禍。幼稚園や保育園は、再開当初はとにかく大変な状況だったとのお話は印象的でした。そんな今だからこそ、改めてお母さんたちに支援者のサポートが必要だと強く感じた研修でした。
◆講師プロフィール：武村祐子
横浜こども専門学校講師・港南区街のアドバイザー・子育て支援拠点非常勤講師
