講師:藤平 等子
本講演会では、「わらべうたと絵本」をテーマに、子どもとの関わりの中で大切にしたいことについてご講演いただいた。
はじめに、わらべうたについてのお話があった。節分の時期に合わせ、「豆」を題材にしたわらべうたを中心にいくつか披露していただいた。わらべうたは作者を持たず、伝承によって歌い継がれてきたもので、日本語のイントネーションに合った旋律やリズムが特徴である。ふれあいを通して、生活の知恵やしつけを自然に伝える役割も持っている。
また、親子参加の場面では、子どもの名前をわらべうたの中で呼ぶことで、親も子も喜びにつながることや、わらべうたは繰り返し5回は歌うことが大切であり、子どもは繰り返しを好むという話があった。
続いて絵本についてのお話があり、長く愛される絵本には意味があり、言葉の間合いや優しい語り口が重要であることを学んだ。子どもが絵本に興味を示さない場合は、最初にわらべうたで心をほぐしてから絵本へつなげる流れが効果的であるとのことであった。
最後に、わらべうたや絵本に親しむことが子どもの成長の土台となるため、保育者にはその役割を大切にしてほしいという言葉で講演は締めくくられた。
講師:藤平 等子