コンテンツへスキップ

イベント情報

2024年12月27日

2025年2月8日(土)開催読書会のご案内 課題本「武士の娘」  杉本 鉞子 著 ちくま文庫  ❤❤❤ 参加者募集中 参加大歓迎 傍聴参加も可❤❤❤

2025年2月

2025年2月8日(土) 開催   名著セミナー主催読書会案内  

課題本

武士の娘

項 目

内 容

読書会実施日

2025年2月8日(土)

時   間

13:00~15:30

開催場所

対面とオンライン(ZOOM)の同時(ハイブリット)開催読書会

      対面読書会場  桜木町下車横浜市役所1階 市民協働推進センター(協働ラボ) 

   オンライン   :(ZOOM)でも参加できます。

課 題 本 

武士の娘

著 者

杉本 鉞子

出版社

ちくま文庫

価格(税込み)

1,045 円

モデレーター

から参加者への

メッセージ

1925年、アメリカで英語で‘A Daughter of SAMURAI`という題名で出版されベストセラーとなった本です。日本では戦時中の1943年「武士の娘」という題名で日本語に翻訳され出版されました。著者の杉本鉞子は長岡藩の元筆頭家老 稲垣平助の6女として1872年(明治5年)に誕生します。長岡藩は幕末の北越戊辰戦争で壊滅的な敗北をし、長岡城は落城します。この辺は、司馬遼太郎の「峠」で河井継之助がヒーロー的に取り上げられております。また明治初期のころを著した、山本有三の「米百俵」でも有名になった地域で教育にとても力を入れてました。
これは鉞子が5~6歳ころから40代半ばまでの物語です。(78歳で没)
鉞子は小さいころから厳しい教育を施されるとともに、祖母や母の教えと躾から、地域及び日本の風土、文化風習を深く身に着け、東京で英語を学びキリスト教に入信します。その後結婚のためアメリカにわたりますが、日米の文化、風習の違いに戸惑いながらも異文化との比較、対立と融合について、日常生活から導いて豊かな表現で書かれてます。
これらのことはアメリカにわたって、体験し、感じたことをコロンビア大学の教壇に立ち「日本語」及び「日本文化史」などの講座を持ち日本の理解に努めたことの一環でもあります。日本語版「武士の娘」は戦時中の1943年に出版されますが、出版するにあたって、鉞子は躊躇し、「私はただ外国の友達に少しでも日本とその女性の本当の姿を知らせたいと思って、自分の小さい見聞や感想を書き綴ったのみです。どうして日本の方に読んでいただく価値がありましょう」(「“武士の娘”の見たアメリカ」婦人之友)
訳者の大岩美代はあとがきに「訳出にあたりましては、杉本夫人が手を取らんばかりに導いてくれました」と書いてます。とても美しい日本語で書かれたこの本を味わってください。

討議テーマ

以下の設問1~3について討議します

設問1

この‘A Daughter of SAMURAI’が排日感情が高まりつつあるアメリカでベストセラーになったのは何故だと思いますか。考えられることを挙げてください

設問2

この著作では、日本の風習や伝統、文化などが書かれてます。時代は違えど、この中で今でも大事にしたいと思うようなことがあれば挙げてください。なければその理由を挙げてください

設問3

杉本鉞子は1950年(昭和25年)に78歳で日本で亡くなります。この鉞子の考え方、行動そして生き方について皆様の感想を述べてください。

設問回答期限

2025年1月8日

設問回答送付先

e-mail:    rliu29816@gmail.com

設問回答要領

回答のみをA4用紙の1枚にまとめて下さい。

参加費

お試し参加、都度参加の場合: 参加費は無料です

正会員入会をどうぞご検討下さい:

正会員の場合:年会費 3,000円(月換算では250円相当)

入会費300円(初年度のみ)

問合せ

申込先

どうぞ、ご気軽にお問合せ下さい。

窓口:喜藤 E-mail :kitou.akita1@gmail.com


文字サイズ