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イベント情報

2024年10月01日

2024年11月9日(土)開催読書会のご案内 課題本  「 100分de 名著  ニコマコス倫理学」 とは何か                                       著者 山本芳久 NHK 出版社編 NHK 出版社                        ❤❤❤参加者募集中 参加大歓迎 傍聴参加も可❤❤❤

2024年11月

2024年11月9日(土) 開催 名著セミナー主催読書会案内  
課題本 NHK100分de 名著 アリストテレス ニコマコス倫理学
項 目 内 容
読書会実施日 2024年11月9日(土)
時   間 13:00~15:30
開催場所 対面とオンライン(ZOOM)の同時(ハイブリット)開催読書会
      対面読書会場  :横浜市立中央図書館 5階第二会議室
   オンライン   :(ZOOM)で参加できます。
課 題 本  NHK100分de名著 
「アリストテレス ニコマコス倫理学」 
著 者 山本芳久(東大大学院教授)
出版社 NHK出版社
価格(税込み) 600 円
モデレーター
から参加者への
メッセージ
 単純にして根源的な問いを徹底的に考え、幸福を明解に定義してみせた西洋哲学史の金字塔、古代希臘最高の知性による思索を、平易に解きほぐす(表紙より)
 天文学、生物学、詩学、政治学、論理学、形而上学などあらゆる分野の「万学の祖」と呼ばれる哲学者アリストテレスは、その「万学」を体系的にも考えました。著者山本教授が研究するトマス・アクイナスは、アリストテレスとキリスト教と思想的に統合しました。現代のローマ教会・教皇からも多く引用され、現代に生きています。
GB・セミナーの創始者M・J・アドラーは、この二人の万学ぶりに共鳴して西洋古典全集54巻中に一人2巻の大役を果しさせます。アドラーは古典全集で“万学”を“体系化”した。彼のシントピカル読書法には“体系化”が反映しています。アリストテレス倫理学で彼の“体系化”の一端が分かります。例えば幸福に関連して、「幸福論的倫理」「義務論的倫理」に、我々の3大テーマの「世界と英知」、「生命と倫理」、「人間と心」に見られる体系から導くものと同じように論じられています。本書で、“アリストテレスの体系化”と,”その議論の進め方“の数々も読め,面白いです。
注:体系とは、一定の原則や法則に基づき整理・組織化された事物の集合を指す言葉。体系は科学や学問、技術、社会制度など、様々な分野で用いられる。夫々の要素が互いに関連し、全体として一貫性を持つ特徴がある。体系は、情報を理解しやすくするための枠組みを提供し、新たな知識を組み込むための基盤となる。(実用日本語表現辞典)
討議テーマ 以下の設問1~3について討議します
設問1 「ニコマコス倫理学」は、哲学史上初めて「倫理学」を体系化した書物です。その「倫理学」は、語源的には「人柄に関わる事柄」という意味で、どのような人柄を形成すれば幸福な人生、充実した人生を送ることができるのかを考察する。まず「倫理学」とはどのような学問なのか、「倫理学」を学ぶことにはどのような意味があるのかを体系的に明らかにし、次に「倫理」を義務や禁止といった倫理学(義務論的倫理学)ではなく、幸福な人生の実現へと導く実践的な倫理学(幸福論的倫理学)で、幸福な人生の三つの類型について、体系的に示します。
著者の「幸福になる体系化」を追い、あなたが理解した様に説明をし、さらにあなたの感想をお書き下さい。
設問2  
アリストテレスの「幸福」はそれを得るためには、外的な幸運を真に生かすための内的な力が必要で、その力のことを「徳(アレテー)」と呼び、その行動を何度も繰り返し習慣化することで、「性格」として身についていきます。第三回は、幸福になるために、勇気、節制、正義、賢慮といった様々な「徳」と、それに対立する「悪徳」を分類しつつ、「徳」を身につける方途を探っていく、というようにアリストテレスも著者も体系的に考えました。
本書から、「幸福」と「徳」の関係と,その実践をどう理解したかと、さらにあなたの感想をお書き下さい。
設問3 人間は「社会的動物」であり、人間と人間との深いつながりなしには、幸福な人生は考えにくい。そのような人間同士の相互的な絆のことを、アリストテレスは「友愛(フィリア)」と呼ぶ。「人柄のよさに基づいた友愛」「快楽に基づいた友愛」「有用性に基づいた友愛」という友愛の三分類など、愛の本質についての分析、自己愛と友愛の関係などなど、「愛」について考察するための豊かな素材に満ちている。第四回は、友愛論を紹介して、人間にとって真の「友情」とは何か、真の「愛」とは何かを、体系的(構造的)に迫っています。
これら内容をどのように受け取ったかを、ご説明ください。また具体的な場面や事例があれば,ご説明下さい。
設問回答期限 2024年11月6日
設問回答送付先 e-mail:    rliu29816@gmail.com
設問回答要領 回答のみをA4用紙の1枚にまとめて下さい。
参加費 一般:300円  学生:200円
(初回&2回目参加まで無料特別優待実施中)
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申込先
どうぞ、ご気軽にお問合せ下さい。
窓口:喜藤 E-mail :kitou.akita1@gmail.com

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