コンテンツへスキップ

イベント情報

2023年03月06日

2023年4月8日(土)開催読書会のご案内                 課題本「オセロー」                                      シェイクスピア 著 ちくま文庫、他                   ❤❤❤参加者募集中 参加大歓迎❤❤❤

2023年4月

2023年4月8日(土) 開催読書会案内  
課題本 オセロー
項 目 内 容
読書会実施日 2023年4月8日(土)
時   間 13:00~15:30
開催場所 Zoomによるオンライン読書会の予定
課 題 本  オセロー
著 者 シェイクスピア
出版社 ちくま文庫、他
価格(税込み) 税込 968円
モデレーター
から参加者への
メッセージ
はじめに)
 「オセロー」は、「ハムレット」、「リア王」、「マクベス」と並ぶシェイクスピア四大悲劇の一つで、副題は「ヴェニスのムーア人」。初演は1604年といわれています。その内容は以下の通り。

 ヴェニスのムーア人将軍オセローは軍人としての名声が高く、ヴェニスの有力者の娘デズデモーナと結婚し、幸せの絶頂にある。しかし、部下のイアゴーが、デズデモーナは副官のキャシオーと密通しているとオセローに偽りの密告をする。その虚言を信じてしまったオセローは理性を失い、嫉妬の炎に身を焼かれ、ついにはデズデモーナを殺害してしまう。そして……

 このような筋書きの劇ですが、その内容についてはこれまでもいろいろな観点からの批評があったようです。まず、この劇を「嫉妬の悲劇」として捉えるのが最も一般的な見方だと思いますが、その見立てに疑問を呈する見方もあります。もちろんこの作品から嫉妬という要素を払拭することはできませんが、それより例えばヴェニスの社会におけるムーア人将軍の立ち位置といった観点を重視する見方があります。あるいはオセローよりむしろイアゴーという人物の分析に興味をもつ意見もあります。さらには、いわゆる四大悲劇の中で、悲劇性という点において他の三作品と比べて見劣りするといったような見方さえあります。
 いずれも興味深い見解だといえますが、私たち読者(観客)としてはまずはこの戯曲を虚心に読み(舞台を見て)、自由な感想や意見をもてばよいのだと思います。闊達な議論を期待しています。

当日の討議テーマ 以下の設問1~3について討議します
設問1 この作品を「嫉妬の悲劇」として見る見方についてどのように思われますか。自由なご意見をお願いします。
設問2 オセローという人物とその振舞いに共感することはできるでしょうか。またできないとしたら、劇中で共感できる人物は誰でしょうか。自由なご意見をお願いします。
設問3 この劇の中で最も印象に残る場面はどこでしょうか。場面として取り上げにくければ、最も印象に残る登場人物の科白などでもかまいません。自由なご意見をお願いします。
設問回答期限 2023年4月5日
設問回答送付先 e-mail:    rliu29816+meicho.y @gmail.com
設問回答要領 回答のみをA4用紙の1枚にまとめて下さい。
参加費 一般:300円  学生:200円
問合せ&申込先 どうぞ、ご気軽にお問合せ下さい。
窓口:冨永  電話:045-835-2017
メール:rz.tominaga@ac.auone-net.jp

文字サイズ